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ぼくらは少年鑑定団! 鑑定ファイル2 空ノ青町カッパ伝説!
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【対象年齢:小学校中学年以上】
絵本『おこだでませんように』『メガネをかけたら』が青少年読書感想文全国コンクールの課題図書となった、くすのきしげのり書きおろしの新シリーズ!! 未確認生物「UMA」とカッパ伝説がよくわかる巻末コラムつき。おはなしを読んで学べる一冊です。
空ノ青町の河童池でカッパを探しに行く究(きわむ)とハカセ。
空ノ青町にはカッパにまつわる伝説があり、神社にはカッパのミイラがあると言う。
河童池のほとりにある祠には、あぐらをかいて座る木彫りの河童の像がまつられていて、祠の後ろにある石碑には、こんな解説が書かれている。
「空の山を越えてくる旅人の中に大きなカッパを見たというものが多くあった。またそのおかげで道をまちがえることがなかった。旅人を笑顔で迎える大きなカッパは旅人にとってありがたい存在であったが、やがてその姿を見ることができなくなったという。池には小さなカッパがいて、背の高さは九十センチほどで緑色の体をしていて頭には皿がある。そのしぐさは人の子に似て、愛嬌があり、その性質は優しく穏やかで親切である。」
さらには、このカッパ、願い事をすると目が光ることがあり、目が光った時にその願いごとはかなうといわれている。
結局全員で行くことになった河童池で、みんなは「カッパのお皿」らしきものを発見する。みんなは「少年鑑定団」として、このカッパのお皿について鑑定していくうちに、空ノ青町に伝わる伝説をもひもといていくことになるが……。
Shigenori Kusunoki/Sane Sakai
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書誌情報
紙版
発売日
2023年07月06日
ISBN
9784065320945
判型
A5
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
144ページ
シリーズ
わくわくライブラリー
電子版
発売日
2023年07月05日
JDCN
06A0000000000683673A
著者紹介
児童文学作家。青少年読書感想文全国コンクール課題図書となった『おこだでませんように』『メガネをかけたら』(ともに小学館)をはじめ、『ええところ』(学研プラス)、『ともだちやもんな、ぼくら』『ええことするのは、ええもんや!』(ともにえほんの杜)、『しょうじき50円ぶん』(あかつき教育図書)といった教科書掲載作品、「いちねんせいの1年間」シリーズ、『三年一組、春野先生! 三週間だけのミラクルティーチャー』(ともに講談社)など多くの作品が、日本および海外で広く読まれている。
絵: 酒井 以(サカイ サネ)
イラストレーター。おもな作品に『わたしの苦手なあの子』(朝比奈蓉子 作)、『かみさまにあいたい』(当原珠樹 作/以上、ポプラ社)、『てのひらに未来』(工藤純子 作/くもん出版)、『空に咲く恋』(福田和代 著/文春文庫)など。